憤慨
我が大学の医学部では*1、専門科目の試験の前に「対プリ」なるもの*2が用意される、というより「対プリ委員」なる役職に就いた可哀想な方々が蒙昧なる同級生のために一生懸命対プリを用意してくださるのである。
今年度の対プリ委員は学年でも一、二を争う優秀な方々なので、凡人には成し得ない見事な対プリを作ってくださり、あとはその資料を約80人の同級生に配布すれば済む話なのである。ここまでは何の問題もない。
さて、WordとExcelで作られたこの見事な対プリは50MB弱あるのでメールでは配信出来ず、とりあえず私のiBook にデータを集めて、それをスティックメモリーなり何なりで受け取ってもらうという話になった。私は専門科目の授業がある火・水にはiBookを持ち歩くので、ここまでもとりあえず問題ない。
問題は、現在利用しているクラス内メーリスはdocomoの携帯にうまく届かないという不都合があることだ*3。従って昨年度クラス委員であった私は昨年度末の段階で
の2点を指示したのだが、現クラス委員をはじめ多くのものがそのルールを守らないために、情報伝達が不徹底で混乱が生まれ、その結果しわ寄せが私に来ているのだ。
〈事例1〉
現クラス委員はメーリスを送ってもその内容を掲示板に転記することを往々にして忘れる。
→気付けば私が黙って転記しておくのだが、そのことに対して反省も釈明も何もない。
〈事例2〉
専門科目のない日に「今日データ貰える?今からjilinのウチに行っていい?」といった身勝手なメールを寄越す奴が後を絶たない。
→私はそこまで暇ではない。そもそも私から直接貰わなくても、既に受け取った者から貰えば済む話であろう。頭を使え。
〈事例3〉
対プリのデータ配布方法のメーリスで「CD-Rはダメ」と明記してあるにも関わらず、CD-Rを持ってくる奴がいる。
→ニホンゴ、ワカリマスカ?
〈事例4〉
「メーリスが来なかったから○○だったよ」と私に言いにくる奴がいる。
→掲示板を見ろ。
ルールを守るとか、情報を正確に掴むとか、そういったことが日常生活の中ですら覚束ない者が約4年半の後に医師として現場に立つとき何が起こるのか?
魯迅の『吶喊』でも読み返すかね。
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