紛失

父は錠


朝から晩まで実習。午後8時半頃に実習室を出て、友人と温泉に行くべく一旦帰投。我が家の扉を開けようとしたところ


鍵が無い!


キーケースにある筈の我が家の鍵はキーケースの金具部分からごっそりと抜けてしまっており、友人の協力を得ながらの必死の捜索にもかかわらず、1時間探しまわっても見つからない。アパートの管理会社も既に営業時間を終えており連絡が取れず、仕方なくタウンページで鍵屋を探し来てもらうことに。約30分後に鍵屋到着。ほっと安堵する私に対して鍵穴を指差した鍵屋が一言。


このタイプの鍵穴は開けられないですね〜


そして畳み掛けるように


壊せば開きますけど、大きな音しちゃいますよ


丁重にお断りして鍵屋にお帰りいただき、再び鍵を探しながら良案が浮かぶのを待つことに。しかし浮かぶのは


馬鹿カップルが拾って「これ、私たちの幸運の鍵じゃないかしら〜、ウフフ」とか言ってんじゃねぇのか。
バカヤロー、それはウチの鍵だ!!


などというくだらない現実逃避の妄想ばかり。結局友人を頼り1泊させてもらうことに。これからカラオケに行くというその友人に同行し


しばたはつみ合鍵


などを熱唱。そしてアパート管理会社の営業が始まる朝まで友人宅で就寝。