饂飩

キング・オブ・うどん、たぬき屋


大辞林より

こし 【腰】

1(名)
 [1]人体で、脊柱(せきちゆう)の下部から骨盤のあたり。体の後ろ側で胴のくびれているあたりから、一番張っているあたりまでを漠然とさす。上体を曲げたり回したりするときの軸になり、体を動かしたり姿勢を保ったりするときに重要なところ。人間以外の動物にもこれをあてて言うことがある。
  ・〜を下ろす
 [2]袴・裳(も)などの[1] にあたる部分。また、そのあたりに結ぶ紐。
 [3]物事の[1] とみなされる部分。
  (ア)壁・建具などの下半部。特に、構造や仕上げが上部と異なっている部分。
  (イ)山の中程より麓(ふもと)に近い部分。
  (ウ)和歌で、第三句の五文字。
 [4]物事の中途で、肝心なところ。
  ・〜を折る
 [5]容易に折れたりしないで、元の状態を保とうとする力。練り上げた物のねばり、板・棒などの弾力、糸・布・紙などの張りなどをいう。靭(じん)性。
  ・〜のあるうどん
  ・〜の強い筆
 [6](他の語の下に付いて)物事をしようとする時の姿勢・態度。「…ごし」と濁る。
  ・にげ〜
  ・けんか〜
2(接尾)
 助数詞。
 [1]腰に差したり着けたりするものを数えるのに用いる。
  ・袴一(ひと)〜
 [2]箙(えびら)に盛った一盛りを単位として矢を数えるのに用いる。本数は一定しない。
  ・五十〜の矢〔出典: 平治(上)〕
 [3]蟇目(ひきめ)の矢四筋をいう。


美味いうどんを求めて2泊3日の旅に行って参りました。といってもUDONなぞに触発された訳ではなく、ここ2年近く温めてきた企画だけに大変充実した旅行となりました。という訳で箇条書きにて旅をおさらい。

〈9月27日〉

  • 昼過ぎに大学駐車場を4名で出発。
  • 山江S.A.にて同行した魔神と栗まんじゅう2個で対決。完敗。
  • 博多にて一蘭初体験。
  • 博多駅で1名合流し一路東走。
  • 瀬戸大橋を渡り高松入りし、繁華街のビジネスホテルに投宿。酒宴。


〈9月28日〉

  • うどんツアー本格開始。
    • 「がもううどん」にてうどん(小)と揚げ(170円)。揚げが絶品。
    • 「山越うどん」にてかまたまうどん2玉(250円)。普通に美味い。
    • 「山下うどん」にてぶっかけうどん(250円)。「衝撃的な腰の強さ」という口コミだったが、中途半端に硬いだけ。
    • 「竹清」にてかけうどん1玉と半熟卵天ぷら(230円)。麺の食感、半熟卵天ぷらの味、動きに無駄のない麺茹でを披露する大将、どれをとっても申し分ない。うどん2玉(200円)を追加注文。
  • 宿泊地であるキャンプ場へ。
  • テニス1時間でヘトヘト&蚊。
  • バーベキュー途中で早々に酔い一時就寝。
  • 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を堪能し、そのまま就寝。


〈9月29日〉

  • うどんツアーは続く。
    • 「うどん本陣山田屋」にてぶっかけうどん(270円)。美味い、が「竹清」に及ばず。
    • 「竹清」再訪。うどん1玉と半熟卵天ぷら、エビ天(320円)。
  • 宇高フェリーにて本州へ。
  • 岡山「たぬき屋」にてかけうどん(小)と揚げ(260円)。うどんの腰、昆布だしの汁ともにうどんの理想型。
  • 博多にて1名降ろし、高速を南下。車中の華やぎが一気に消失。深夜の帰投。


そう、腰とは硬さとは違うのです。凡百のうどん屋には是非とも肝に銘じていただきたいものです。


しかし今回の旅は楽しかった。年甲斐も無く大学生らしいことをしてしまったが、それは同行した方々が年齢を忘れ去れてくれる面子だったからかも知れぬ。