反省

クモ膜下槽、1時間の力作


私の試験勉強の手法は、自分なりに試験範囲を整理した上で最後にそれを一気に覚えるというものなのだが、今回はまとめノート作りが試験開始3時間前の時点で終わらず、中途半端な状態で試験に突入。案の定の結果に。


そもそも今回の神経分野は、今年からカリキュラムが集中講義形式に変わったことで他の範囲の皺寄せを受け、昨年まで2週間かけていたものを1週間に詰め込んでいるのである。無理があるカリキュラムだといえばそれまでだが、それでも試験はちゃんと行われてしっかりと合否判定が下されるのだから、甘んじて受ける他は無い。


今回の徹夜はいままでで一番身体に堪えていたようで、当然の睡魔と謎の胸痛に2限以降の講義の殆どを寝て過ごす。


人はなぜ同じ過ちを繰り返すのであろうか。過去の苦い経験は時間の経過とともに甘美な想い出に化ける。その錯覚を見逃すほど悪魔は馬鹿ではない。済まされたつもりになってはいたが実のところペンディングされていたに過ぎない反省という名の借金は正しく精算されねばならないのか。


まとめノートとかいって細かい絵を描いてしまうのはもう辞めよう。同級生に「お前はネッターか!」と言われたよ。


ネッター解剖学アトラス

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