詳細
先日書いた安い!安いわよ!安いわ!ボヨヨヨ〜ン!!について
あれはなんだ
とのご指摘をいただいたので、詳しくご紹介。
リンク先の画像の中央に立つ男性は「海野かつを」。Wikipediaによると、以下のように記載されている。
<海野かつを>
海野かつを(うんの かつを、1932年4月29日 - )は、日本の芸人・俳優。東京都出身。
コメディアンを志し、浅草のストリップ劇場「フランス座」に出入りするようになる。1959年、スリーポケッツの渥美清脱退に伴い、新メンバーとなった。しかし、スリーポケッツは次第に勢いを失い解散。海野の活動も俳優の仕事へとシフトした。役者としては一本調子でメリハリに欠ける演技が目立ち、大成しないまま終わった。
昭和40年代後半は東京城東地区の家電量販店・新栄電機産業のテレビコマーシャルに出演していたが、やがて芸能界に見切りを付け、引退。その新栄電機産業に再就職して、竹の塚店の店長を任されていた。
<主な出演>
- 誰よりも金を愛す
- 大日本殺し屋伝
- 新・ハレンチ学園
- ルパン三世 念力珍作戦
- 快獣ブースカ
- おはよう!こどもショー
『ルパン三世 念力珍作戦』といえば、かの有名なルパン三世の実写版映画じゃないか!ルパンを目黒祐樹が演じた、あの実写版か!
興奮のあまり、これもまたWikipediaで調べてしまった。インターネットって便利ね。
『ルパン三世 念力珍作戦』は、漫画家モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』の1974年8月3日に封切られた実写版映画である。
国際放映作品。赤塚不二夫、中山千夏がプロデューサーを務めた。アニメ版も製作した東京ムービーの藤岡豊は当時同社の専務だった。公開当時の併映作品は『ノストラダムスの大予言』。
なお、本作品でのルパンファミリーは、ルパン三世を目黒祐樹、次元大介が田中邦衛、峰不二子を江崎英子、銭形警部を伊東四朗がそれぞれ演じた。(石川五ェ門は当時原作未登場)
また、この作品のルパンは愛銃のワルサーP38ではなく、代わりにワルサーPPK(消音器の付いたゴールドモデル)を使用している。
なるほどねぇ、赤塚不二夫が絡んでるのか。しかも同時上映が『ノストラダムスの大予言』かよ。さらに注目すべきは出演者。
<出演者>
- ルパン三世:目黒祐樹
- 次元大介:田中邦衛
- 峰不二子:江崎英子
- 銭形警部:伊東四朗
- 大岡刑事:人見明
- 遠山刑事:江幡高志
- 警視総監:藤村有弘
- 大ボスの声:大平透
- モッキンパット師:E・H・エリック
- 浅間山子:夏樹レナ
- 謎の女:安西マリア
- 若奥様:恵美
- 原九郎兵衛:山本麟一
- 大口実六:田中淳一
- 大下駄久六:福山象三
- 田舎鳥吾作:うえずみのる
- 殺し屋 丸高太:前川清
- 殺し屋 火縄一郎:大泉滉
- 殺し屋 一発必中:鈴木和夫
- 殺し屋 仁土露栗千:福崎和宏
- 殺し屋 道加千:中庸介
- ドラゴン・シスターズ:ポピーズ
- 孤児院の殺し屋:天本英世
- ガードマン:広瀬正一
- カプセル技術者:平田守
- 浮浪者:常田富士男
- チョビ髭:堺左千夫
- 追突される男:小島三児
- 交番の巡査:青空球児
- 白バイ隊員:青空好児
- 護送警官:鮎川浩
- パトロール警官:海野かつを
- 婦人警官:塩沢とき
豪華キャストじゃないか!殺し屋に大泉滉や天本英世、婦人警官に塩沢ときというのも凄いが、もっと凄いのが
浮浪者:常田富士男
バカボンのパパだって素顔でやれそう。
しかし、さすがの赤塚不二夫にも『天才バカボン』の実写版は無理だったようですな。
さて、話は戻って海野かつを。就職したという新栄電機は確かなサービスにもかかわらず潰れてしまったようで。海野かつをのその後が気になる。気になる。気になって試験どころではない。